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開催レポート / 仙台

中小企業のためのAI体感セミナーAIは、「使う」から
「つくらせる」へ。

参加者の皆さまが冒頭に書いた「あったらいいな」を、50分の基礎講義のあいだにAIエージェントがアプリにしていく。 講義のあと、できあがったアプリを動かしてお見せすると、会場は驚きと感動に包まれました。

「AIは、『使う』から『つくらせる』へ」と映したモニターの横に立つ登壇者
基礎講義のタイトルスライド。この一文が、当日のテーマでした。
日時
2026年9月11日(金) 14:30〜17:00
会場
仙台駅Place204(宮城県仙台市若林区)
対象
中小企業の経営者・役職者の方
登壇
株式会社Qukuri 代表取締役 尾嵜 聡 ほか当社メンバー

当日の流れ

聞くだけで終わらないよう、「書く → 知る → 見る → 聞く」の順に進めました。

  1. 「こんなもの あったらいいな」を書き出す

    最初に、業務で「あったらいいな」と思うものをワークシートに書いていただきました。ポイントは、希望を並べたあとに「処理時間を半分に」「月◯枚まで」のような数字の目標に置き換えること。誰が使うのか、社外に公開するのか、どの端末で使うのか、誰がメンテナンスするのか ―― アプリをつくる前に決めておく項目も一緒に整理しました。書いていただいたシートはその場でお預かりし、開発の題材にしました。

  2. スライドを映しながら講義する代表取締役 尾嵜

    基礎講義(50分):働くAIのしくみとリスク

    代表の尾嵜が、ファイル操作・調査・プログラミング・テストまでを自分で進める「AIエージェント」のしくみと、導入の進め方、契約・料金の考え方、ハルシネーションや情報漏えいなどのリスクと対策をお話ししました。講義と並行して、AIエージェントがワークシートのアイデアをもとにアプリの開発を進めていました。講義で説明している「自分で作業を進めるAI」を、まさにその裏側で動かしていたことになります。

  3. Claude Codeによる開発の記録を大型モニターに映している様子

    ライブデモ:講義のあいだにできあがったアプリを動かす

    講義が終わるころには、ワークシートに書かれたアイデアが、AIエージェント「Claude Code」の手でアプリになっていました。開発の記録をスクリーンに映したうえで、実際に操作してお見せすると、会場は驚きと感動に包まれました。50分前に紙に書いたものが、もう動いている ―― AIの実力を、説明ではなく目の前の画面で体感していただいた瞬間です。

  4. 質疑応答・個別相談

    料金やライセンス、ほかのAIツールとの違い、会計業務はどこまで任せられるか ―― 実務に直結する質問を多くいただきました。17:00以降は、ご希望の方との個別相談の時間です。

「あったらいいな」が、
画面の上で動きだす

ライブデモでお見せしたアプリの一部です。左がワークシートに書かれた困りごと、右が講義の50分でできあがった画面です。

こんなもの あったらいいな

旅館の事務スタッフ

お客様からの問い合わせメールに、もっと早く返信したい。返信文の下書きを自動でつくれないか。

大型モニターに映した「メール自動返信システム(旅館 事務スタッフ向け)」の画面

メール自動返信システム

問い合わせメールを貼り付けると、内容を読み取って返信文の案を作成。スタッフは確認して手直しするだけです。

こんなもの あったらいいな

自社でブログを運営する担当者

記事をまとめて管理しながら、どの記事がよく読まれているのかをひと目で見たい。

モニターにブログ管理アプリの棒グラフと「人気記事ランキング」が映っている様子

ブログ管理アプリ

記事ごとの数値をグラフで表示し、人気記事のランキングも自動で並べます。

ほかにも、こんなテーマが挙がりました

  • 見積書をExcelで作成し、PDFにしてメールで自動送信
  • SNSの投稿文を自動で作成
  • 宿泊税など、制度が変わったときの設定をすばやく反映
  • Googleカレンダーを、予定を共有せずに連携
  • 会計システムへの入力を自動化
  • 社内の席替えツール

専門用語を使わず、日本語で「こうしたい」と伝えるだけで形になる。エンジニアでなくても自分で試せることを、実際の画面でお見せしました。

講義でお伝えしたこと

AIは「物知りで、自信満々に間違える新人」

知識は豊富でも、指示があいまいだと平気で間違えます。具体的に指示する、話題ごとに会話を分ける、出典を確かめる。最終確認は必ず人が行う ―― この前提で使うと、頼れる戦力になります。

小さく始めて、段階的に広げる

出退勤の記録や席替えのような身近な業務から始め、部門、チームへと広げていくのが近道です。反対に、基幹システムへいきなり手を入れる、全社一斉に導入する、特定の人しか使えない状態にする ―― は典型的な失敗パターンです。

契約は月額のサブスクリプションから

まずは月単位で解約できるプランで試すのがおすすめです。使った分だけ課金される API を使う場合は、利用上限の設定と利用状況の監視が欠かせません。

リスクを知ったうえで使う

誤った情報(ハルシネーション)、無料版での入力データの学習、Webページに隠された指示でAIを操る「プロンプトインジェクション」、著作権。法人向けプランの利用と社内ルールの整備で、多くは防げます。

会場でいただいた質問

料金はどのくらいかかりますか?ライセンスの単位は?
個人向けに月額約20ドルのProプラン、使用量の多い方向けのMaxプランがあり、上位プランほど使える量が増えます。ライセンスは利用者ごとです(金額は開催時点のもの。最新の情報は提供元の公式サイトでご確認ください)。
無料版と法人向けプランは何が違いますか?
大きな違いは、入力した情報の扱いです。業務で使う場合は、入力内容がAIの学習に使われない法人向けプランを選ぶことをおすすめしています。
Cursor や Gemini CLI などのツールとはどう違いますか?
用途は近く、どれが優れているかは作るものや使い方によって変わります。セミナーで使った Claude Code は、複数のファイルをまたいで開発を進めるのが得意です。
開発に使うエディタは決まっていますか?
決まっていません。VS Code でも PyCharm でも、ターミナル(コマンドを入力する画面)から起動できれば使えます。
会計の仕事はどこまでAIに任せられますか?
会計ソフトへの入力のような定型作業は自動化できます。一方で、税務上の判断は税理士など専門家の領域です。AIに任せる作業と人が判断する作業を分けて考えることが大切です。

次は、あなたの「あったらいいな」で。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。同じ内容を、次回の開催や貴社・貴団体での開催でもお届けできます。

自社・地域で開催したい

  • 社員研修、経営者の会、業界団体の勉強会などに講師として伺います
  • ライブデモの題材を、貴社の業種・業務に合わせて準備します
  • 講義+デモのセミナー形式のほか、少人数で実際に手を動かすハンズオン形式も可能です

次回の開催に参加したい

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セミナーの詳しい内容は仙台開催の特設ページ、実際に手を動かす形式は大阪でのワークショップでご覧いただけます。