位置情報を使ってオブジェクトを配置すると言うのはけっこう前から行われていました。10年ほど前に「セカイカメラ」と言うアプリが流行りましたが、それも位置情報を使ったARでした。
また、数年前に地面(平面)を検出してそこに立たせたり、影を写したりする技術も実現されました。そして先日のARCoreのバージョンアップで手前にある物体の裏にオブジェクトが隠れる(オクルージョン)が実現されました。つまり、それまではオブジェクトが宙に浮いていたり、木や建物と重なっていたりしても構わずに表示されていましたが、しっかりと地面に立ち、木や建物の裏に隠れると言う表現力が向上されました。
※AppleのARKitはARCoreに先行してオクルージョンを実現していました。